マイクが回ってきて、デンモクを開いて、そこで固まる。「何歌おう…」と考えているうちに時間だけが過ぎていく。カラオケ好きでも意外とよくある状況です。この記事では、なぜ曲が決まらないのかと、その場で困らないための準備を紹介します。
決まらない原因は「思い出せない」だけ
曲を知らないわけではありません。実際には何十曲も歌えるはずなのに、その場になると出てこない。これは記憶の引き出し方の問題です。デンモクは「探す」ための道具であって、「思い出す」ための道具ではないのが根本にあります。ランキングや新曲一覧を眺めても、自分が歌える曲は出てきません。
もうひとつの失敗が、思い出せないまま「とりあえず知ってる曲」を入れてしまうケースです。歌い慣れていない曲は、キーが合わなかったりサビで失速したりして、消化不良に終わりがちです。
対策は、事前に「自分のリスト」を持っておくこと
その場で思い出そうとするのをやめて、あらかじめリストを作っておくのが最も確実な対策です。ポイントは、次の2種類を分けて持っておくことです。
- 持ち歌(鉄板リスト):何度も歌っていて、キーも決まっていて、外さない曲
- 次に歌いたい曲(挑戦リスト):まだ歌い込んでいないが、いつか歌いたい曲
この2つが分かれていると、場面に応じて選べます。人前で失敗したくない場面では持ち歌から、一人カラオケや気心の知れた相手となら挑戦リストから、という使い分けです。
場面別の選び方
- 盛り上げたいとき:みんなが知っている曲を優先。うまさより共有できるかどうか
- 1曲目:喉が温まっていないので、音域の狭い曲や低めの曲から入ると安全
- しっとりさせたいとき:自分が一番うまく歌える曲を。ここは持ち歌の出番
- ヒトカラ:挑戦リストを消化する時間。キーを試行錯誤するのもここで
「歌った曲」を残しておくと、リストは勝手に育つ
リストを作るのが面倒だと感じるなら、順序を逆にするのがおすすめです。ゼロから書き出すのではなく、歌った曲を記録していけば、リストは自然に溜まっていきます。良かった曲には印をつけておけば、それがそのまま持ち歌リストになります。
あわせてキーも記録しておくと効果的です。「この曲は-3で歌う」と決まっていれば、次回は迷わずその設定で入れられます。毎回ゼロから調整し直す手間がなくなり、歌うことに集中できます。
音域が分かっていると、選曲の失敗が減る
そもそも「歌えるかどうか分からない曲」を選ぶから失敗します。自分の音域を把握しておくと、新しい曲を入れる前に歌えるかの目星がつきます。自分の音域の調べ方で手順を紹介していますが、一度測っておけば以降ずっと使えます。
持ち歌もマイリストも、アプリでまとめて管理する
モチウタは、カラオケで歌った曲を記録して、自己評価やキー、メモと一緒に残していけるアプリです。高く評価した曲は「持ち歌」として自動でまとまり、次に歌いたい曲は「マイリスト」にキー情報つきで登録できます。記録した曲をもとにしたおすすめ曲の提案や、今カラオケでよく歌われている人気曲、気分のタグで整理した一覧もあるので、「何歌おう」で固まる時間そのものを減らせます。